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149 鉄鉱石も新価格です

Fuky
2008/02/19 (火) 09:08:43

ソース
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080219k0000m020138000c.html

鉄鉱石値上げ:需要と寡占化が資源メジャーの交渉力強める

 新日本製鉄など国内鉄鋼大手が、鉄鉱石納入価格の大幅値上げを受け入れたのは、
逼迫(ひっぱく)する鉄鋼需要を追い風に交渉力を強める資源メジャーに対し、
劣勢を打開する有効策が見いだせないためだ。

 世界の粗鋼生産は、02年の約9億トンから07年は13億4000万トンに急増した。
原料となる鉄鉱石の需要が世界規模で高まったため、長期契約分だけでは賄えない
中国鉄鋼メーカーは高値で鉄鉱石を買い付けている。その結果、07年下期の
インド産鉄鉱石のスポット価格は1トン当たり140ドル(約1万5000円)と、
06年平均の2倍以上にも上昇した。スポット価格は長期契約の価格にも影響する。

 しかも、鉄鉱石の世界シェアは、ブラジルのヴァーレと、英豪大手のBHPビリトン、
リオ・ティントの資源メジャー3社の合計で78%(06年海上輸送ベース)を占める。
BHPビリトンがリオ・ティントに買収提案するなど、資源メジャーの寡占化は加速している。
この寡占化が、資源メジャーの価格交渉力の源泉だ。

 鉄鉱石の買い手の鉄鋼メーカーの側でも世界的な業界再編が起こっているが、
新日鉄の3倍の粗鋼生産を誇る最大手のアルセロール・ミタルでも、
世界シェアは10%程度。資源メジャーと比べれば、交渉力に劣る。
世界2位で国内最大手の新日鉄は世界4位の韓国ポスコと共同して鉄鉱石で
最大のシェアを持つヴァーレと価格交渉したが、大幅値上げを阻止できなかった。
【小島昇】

毎日新聞 2008年2月19日 0時04分

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